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「きちんとしている」と言われる「話し方」の教科書

「きちんとしている」と言われる「話し方」の教科書

自分の能力に自信がなくても
“きちんと”した話し方さえ押さえていれば、周りから評価されます。

入社1年目から「きちんと会話」で結果を出す元NHKキャスターの信頼される伝え方

四六 判( 192 頁)
ISBN: 9784833421515

2015年09月30日発売 / 1,540円(税込)

[著]矢野香(やの・かおり)

スピーチコンサルタント。信頼を勝ち取る「正統派スピーチ」指導の第一人者。NHKでのキャスター歴17年。おもにニュース報道番組を担当し、番組視聴率20%超えを記録。2011年、「話をする人の印象形成」の研究(主に心理学)で、大学院で修士号を取得。現在は、国立大学の教員として研究を続けながら、他者からの評価を上げるコミュニケーションの専門家として、政治家の選挙演説対策、大手企業の株主総会対策、役員候補者研修、学生の就職面接対策など、幅広い層に「信頼を勝ち取るスキル」を指導している。
話し方・表情・動作の指導に定評があり、過去の受講生にはプロの話し手も多数。クライアントには、日立製作所、武田薬品工業、リクルートホールディングスなどの大手企業、著名人が名を連ねる。著書に、ともにベストセラーとなった『その話し方では軽すぎます!─―エグゼクティブが鍛えている「人前で話す技法」』(すばる舎)、『【NHK式+心理学】1分で一生の信頼を勝ち取る法─―NHK式7つのルール』(ダイヤモンド社)などがある。

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目次

はじめに

第1章 きちんとした話し方(1)
入社1年目は気くばりが9割

  • 報告は1分以内。「いい報告が」「悪い報告が」で前置きする
  • メールはリハーサルと予告用。大切な話は会って話そう
  • 「教えてください」と堂々と言うと熱意が伝わる
  • 何度も教えてもらえるコツは、人前での“お礼と感謝”
  • 指示待ち人間に見えないためには、クローズド・クエスチョンが大事
  • お願い事は具体的にすると、可愛がられる
  • 大失敗をしてしまったら、「私に今できることは?」と尋ねよう
  • 「何か隠しているのでは?」と思わせるのが最も不信感を生む
  • 3大タブー言葉を避ければ、感じのいい人と思われる
  • よく使う言葉は辞書を引くことで、目上の人への失敗を避けられる
  • リアクションだけでも、コミュニケーションは成立する
  • 人間関係の「近い」「遠い」で言葉を使い分けると、正しい敬語が使える
  • 眉毛を上げれば、親近感も上がる
  • 2回目以降の面会の話題は、お礼と報告が正解
  • 着席したら、相手と自分の間には何も置かない
  • 「あ、私も今日は魚の気分でした」。食事は、上司と同じものを頼もう
  • 飲み物の温度を合わせることで、会話のペースが合ってくる
  • 報告やお礼の時期を逸したとしても「忘れていた」と言う必要はない
  • 余計な一言は、今までの信頼感を損なう
  • 「うざい人」と思われないためには、逆接の接続詞は使わない
  • 相手にメリットのある話題を選ぶことで、信頼してもらえる
  • アポ取りで信頼してもらえる人は、“きちんと”お願いしている

【コラム1】 “きちんと”した社会人は業界のにおいがする

第2章 きちんとした話し方(2)
結果を出す人は話し上手よりも聞き上手

  • 入社1年目の会話は「要約」がポイント
  • 真剣さを相手に見せるには、相づちは1回にする
  • キーボードを打ちながら話せば、話しグセを直せる
  • 周りを不快にさせる話しグセは強く自覚しないと直らない
  • 会話中にメモを取ろう!「きちんと聞いている」のアピールに
  • おじぎが“きちんと”できる人は信頼される
  • 「です」「ます」以外の敬語を使ってみましょう
  • 「98個が納品されました」「進捗率は98%です」と数字を入れる
  • 「なるほど」「了解しました」は、上から目線の言葉です
  • 生意気だと思われないように、会話をさえぎらない
  • 時計はチラ見ではなく、しっかり見ると好印象に変わる
  • 目力を強くする「とっておきのワザ」は、相手の後ろに焦点を合わせる
  • 「目を合わせる」のが苦手なら、相手のまつ毛を探そう
  • 名刺交換の「正解」は、先に出す・低く出す・相手の目を見つづける
  • 間は7秒。「3分の1と3倍の法則」で話を強調しよう
  • 「ずっと」を使って表現すれば、周りから応援される
  • 会社の未来や歴史を語れる人は、評価が高い
  • 話は、「最後の言葉」を大切にしよう
  • 反応のよい話をノートに書き留め、再利用しよう
  • 【コラム2】 “きちんと”して見える人は、左右対称

    第3章 きちんとした話し方(3)
    “信頼感のある”伝え方を覚えよう

    • 事実のみを話すことで信頼される
    • 自分の業界の話し方をマネをしながら学び取る
    • 「営業マンなのに、経営にも詳しい」が評価される
    • 自己暗示で、なりたい自分になる
    • 若い人ほどビッグマウスでいよう
    • 利口ぶるより「バカ」をアピールしよう
    • 「質問」は「確認」に変えて聞くことで、できる人と思われる
    • 「業務用ノート」を作れば、できない人と思われない
    • スピーチでは、うまくいっている自分の映像を思い浮かべよう
    • ほめられた過去を思い出して成功体質になる
    • 話は人マネでいい。体験したほうが早く身につく
    • 「よろしかったでしょうか」「こちらが資料の方になります」はNG
    • 社外の人に話すときは、上司であっても「呼びすて」が正解
    • NHKラジオで、正しい日本語を学習しよう
    • 相手の心を開くキラーフレーズ「ね」で相手中心の会話にできる
    • しっかり下調べをすると、相手は思わず「YES」と答えてしまう
    • 第一印象より“第ゼロ印象”が大事な時代です
    • 「他人評価」を使ってアピールすると、相手に強く印象づけられる
    • ネガポジ言い換えの訓練をしてみよう
    • 緊張していると感じたら、緊張している自分をほめる
    • 電話の前に鏡を置くだけで、話し上手になれる
    • 印象を左右する3要素とは?

    【コラム3】 自信がない人ほど、“きちんと”できる