川淵三郎(かわぶち・さぶろう)
1936年大阪府生まれ。早稲田大学商学部時代、日本代表に選抜される。1961年古河電工入社。古河電工サッカー部でプレー。1964年東京オリンピック出場。1991年(社)日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)チェアマン就任。2002年(財)日本サッカー協会キャプテン(会長、現在は最高顧問)就任。2013年公立大学法人首都大学東京理事長就任。2015年(公財)日本バスケットボール協会チェアマン(会長)就任。
野地秩嘉(のじ・つねよし)
1957年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業後、出版社勤務を経てノンフィクション作家に。人物ルポルタージュをはじめ、食や美術、海外文化などの分野で活躍中。著書は『高倉健インタヴューズ』『日本一のまかないレシピ』『キャンティ物語』『サービスの達人たち』『一流たちの修業時代』『ヨーロッパ美食旅行』『ヤンキー社長』など多数。『TOKYOオリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。
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まえがき
1章 川淵メソッドとは何か
- 読めばすぐにまねができる
- それでも練習は大事だ
- 川淵メソッドの2本柱はアプローチとトラブルからの脱出
- トラブルへの対処
- その他の川淵メソッド
- 体の調子を整えるには
2章 川淵さんのゴルフ歴
3章 技術を考える(1)
- ゴルフは他人に教えると上手になる
- ドライバーの打ち方
- ボールを見るという意味
- 足を開いてゆるく握る
- ドライバーで飛ばすためのチェックポイント
- アイアンのスイング
- 練習について
- 素振りの練習
- アイアンで残る距離について
- フェアウェイウッドはフェアウェイで持つクラブなのか
- それでもフェアウェイウッドを使う場合のスイング
4章 技術を考える(2)
- ミスをふせぐ心がまえ
- 傾斜地でのショット、つま先上がりとつま先下がり
- バンカーからの脱出
- 林のなかからの脱出
- ミスをしないためには力まないこと
- アプローチは難しい
- アプローチでスコアアップを図る
- パターの打ち方について
- パターで多いミス
5章 ラウンド中に知っておくといいこと
- ショートホールのティーショットについて
- シャンクについて考える
- 意識してバーディを取りにいく
- 技術の向上は経験の積み重ね
- 体調が悪いときのゴルフ
6章 メンタル編
- うまくなる人とならない人
- 力を抜く
- 自分に言い聞かせる
- 記録をつける
- オーガスタのラウンド記録
7章 ルールとマナーについて
- 人に聞く
- ルールも大事だが、マナーはそれ以上に大事だ
- マナーが悪いと感じるのはどういう行為のことか
- マナーの悪い人への対応
- キャディさん、ゴルフ場の人たちへのやさしさ
8章 川淵さんの営業マン時代
- 血気盛んだった新人のころ
- 小さな問屋に出向、経営を立て直す
- ドイツ人コーチに教わった「ヤマトダマシイ」
9章 ビジネスゴルフの真髄
- 長い距離が残ってもOKと言う
- スロープレーはやらない
- 率先してボールを探す
- それでも行かなくてはならないときのために
- 「ナイスショット」は言わない
- スタートホールはマリガンで
- OKの出し方
- 打たない方がいいですよ
10章 ゴルフと仲間たち
- サッカーの人たち
- ゴルフの服装について
- ゴルフの楽しみ
おわりに――ゴルフは一緒にやる人を応援するスポーツ 川淵三郎
あとがき