[著]野本篤志(のもと・あつし)
1958年茨城県生まれ。がん統合医療コーディネーター。薬学博士。薬剤師。NPO法人緑の風ヘルスサポートジャパン理事長。がん体験者とその家族の会(ラポールの会)代表。一般社団法人日本がん患者サポート協会理事長。
東京薬科大学、筑波大学大学院を卒業。藤沢薬品探索研究所主任、同医学調査部課長、アステラス製薬開発本部内分泌領域プロジェクトリーダーを歴任後、母の2度目のがんの体験を機に会社を退職し、「自分の健康は自分で守ろう! 取り戻そう!」を合言葉に、統合医療の普及や生活習慣病予防の啓発活動、がん体験者やその家族へのサポート活動を行っている。また、茨城県土浦市の約5000坪の農地に自然療法(森林療法や園芸療法)を体験できる『くぬぎ野ふぁーむ』を創設し自然や農業を中心とした活動を進めている。著書に『がんが自然に消えていくセルフケア』(現代書林)、『家族のケアでがんは消える』(遊タイム出版)がある。
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はじめに
Chapter.1 データ編
- あなたのがんの記録をつくりましょう
- あなたがこれまで健康のために取り組んできたことを書き出しましょう
Chapter.2 基礎編
- がんを自分で治す決意表明を書きましょう
- がんの成り立ちを理解しましょう
- ステップ(1) 発現(イニシエーション)
- ステップ(2) 促進(プロモーション)
- ステップ(3) 増殖(プログレッション)
- 番外編 発症後のがんについて知っておくべきこと
- セルフケア実践表をつくりましょう
- セルフケアスケジュール表をつくりましょう
Chapter.3 実践編
- 実践その(1) 正しい姿勢・生活パターンで暮らす
- 実践その(2) 正しい呼吸法を身につける
- 実践その(3) 加工食品、インスタント食品、レトルト食品はできるだけ食べない
- 実践その(4) 1日2食は玄米を食べる
- 実践その(5) 効率よく減塩に取り組む
- 実践その(6) ジュース、すりおろしで新鮮な生の野菜と果物を十分に摂る
- 実践その(7) がんの餌になりにくい(GI値が低い)食材を満遍なく食べる
- 実践その(8) 体に良いタンパク質と油を選んで摂る
- 実践その(9) 腸管免疫の強化に取り組む
- 実践その(10) 体を温める生活習慣、体を動かす生活習慣をつける
- 実践その(11) 自分のストレス気質を理解し、自己管理する
- 実践その(12) 気持ちが前向きになる方法を身につける
- 実践その(13) 再発・転移がんには先進医療なども検討する
セルフケア開始後の変化を記録しましょう
- 治療に関する注意点
- 自然治療力を低下させやすい治療一覧
- 自然治療力を低下させにくい治療一覧
- 付録(1) 実践ノートで紹介した優良食品、食材について
- 付録(2) 参考図書一覧