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実践版 カーネギー

実践版 カーネギー

今日一日だけの人生としたら、過去を悩むことも、将来を不安がることもない。
精一杯できることをすることになる。
そして実際にあるのは毎日続いている「今日」であり、
「昨日」や「明日」は、存在しないのである。

四六 判( 160 頁)
ISBN: 9784833421720

2016年04月28日発売 / 1,540円(税込)

[著]齊藤勇(さいとう・いさむ)
対人心理学者。立正大学名誉教授、大阪経済大学客員教授、ミンダナオ国際大学客員教授。日本ビジネス心理学会会長。1943年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。カリフォルニア大学留学。文学博士。専門は、対人・社会心理学。特に人間関係の心理学として、対人感情の心理、自己呈示の心理などを研究。マスコミやTV出演などで、啓蒙的な心理学の普及にも尽力し、TV番組「それいけ!! ココロジー」の監修を務めるなど、心理学ブームの火つけ役となった。
『心理分析ができる本』(三笠書房)、『図解雑学 見た目でわかる外見心理学』(ナツメ社)、『イラストレート 人間関係の心理学』(誠信書房)、『なぜ、嫌われ者だけが出世するのか?』(プレジデント社)など、編・著書・監修多数。企業社会や学校などで起こる「人間の足の引っ張り合い」や「いじめ」に関して、社会心理学者としてユニークでわかりやすい論陣を張る。

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目次

はじめに

(1)人を動かそうとする前に、まず人に好かれよ
『人を動かす』の要諦を対人心理学的におさえる

人の心をつかむ原則はまず「ほめる」ことから
なぜ、失敗を指摘するだけではいけないのか?
人を動かすのは理屈ではなく、感情である
ほめ言葉だけが人を動かす“燃料”となる
人は誰もが、自分のことを高く評価している
なぜ、楽天的な考えが成功を導くのか?
将来を楽天的に考えるからヤル気が出る
「私はダメ」と卑下する人への接し方
欠点を指摘する前に必ずすべきこと

(2)悩みは正面から対峙せず、意識の外に追いやる
『道は開ける』の要諦を対人心理学的におさえる

最悪を受け止め、脱することに集中する
人を恨んでしまいそうな時にすべきこと
恩返しの期待が大いなる悩みの源となる
感謝の言葉は1回で満足する
批判は受け止め、やるべきことを粛々と
批判から今後の大いなる教訓を学べ

(3)カーネギーの教えを体得する実践トレーニング
『人を動かす』『道は開ける』の要諦を実践から覚える

上司がしてはいけない12の言動

1 指示・命令をしない
2 評価をしない
3 非難しない
4 怒らない
5 脅さない
6 アドバイスをしない
7 説教をしない
8 自慢話をしない
9 相手の話を取り、自分の話にしない
10 プライベートな質問をしない
11 相手の感情を受け入れようとする
12 感謝やお返しを求めない

上司が、もっと話したくなる部下の「相づち」の極意

1 評価の相づち
2 同意の相づち
3 促進の相づち
4 ポジティブ共感の相づち
5 ネガティブ共感の相づち
6 感情吐露の相づち

会話が途切れない「うなずき」方のコツ


おわりに