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STEP1 「食費専用」のサイフを一つ、用意してください。
サイフには何を入れていますか?
“一週間サイフ”を作る準備をします。
「まずは食費から」を実践してみましょう。
家計簿が三日坊主で終わった人も、これならできそうではありませんか?
STEP2 サイフに「食費」のレシートを入れていってください。
「食費」とは何か――ルールを作ります。
米代は別カウントとします。
クレジットカードを使っても発生主義で考えます。
一週間経ったら集計します。
四週間続けます。
一週間当たりの平均額を算出します。
STEP3 サイフに一週間分の食費となるお金を入れます。
実績から二割引いた八割を予算とします。
米代は別のスペースに入れておきます。
クレジットカードは使わず現金主義とします。
週の途中でサイフの中身を確認してみましょう。
一週間経ったらリセットします。
STEP4 食費を減らす工夫を考えてみましょう。
「食」へのこだわりに折り合いをつけられますか?
やはり自炊は安上がり。
買い物の回数を減らし、無駄遣いを減らします。
宅配サービスを利用するなら
“落とし穴”に気をつけましょう。
融通が利かない人は食費がかさみがちです。
STEP5 実際に食費を減らして家計が改善した例があります。
夫婦+子供三人の五人家族のケースです。
夫婦+子供二人の四人家族のケースです。
夫婦二人のDINKsのケースです。
収入アップが難しい単身者のケースです。
STEP6 “一週間サイフ”を実践できたら家計全体を見直します。
食費の見直しに成功すれば、節約力・貯金力がアップします。
家計管理の大原則は「一カ月」単位です。
家計の支出には「固定費」と「流動費」があります。
「固定費」はいったん削れば効果大です。
「流動費」は〝気のゆるみ〟が大敵です。
STEP7 もっとお金を貯めたいなら、覚えておきたい“カンドコロ”があります。
月一回の家族会議が有効です。
家計を「消費・浪費・投資」の三つに分けて考えます。
「使う」「貯める」「増やす」の三つの口座に分けて貯めましょう。
“一週間サイフ”をもっと活躍させましょう。
“浪費サイフ”を作るのもいいものです。
CASE STUDY
お金に困っていたのに「貯金生活」ができるようになった七つの実践例です。
実践者が教えてくれるヒント集
CASE(1)よき妻を演じて「こだわり料理」で食費膨らむ
CASE(2)袋分け管理に失敗!要領の悪い妻が家計をメチャクチャに
CASE(3)高所得なのに老後資金ゼロ。カードから現金主義に
CASE(4)妻が小遣いをブラックボックス化、あきれたヘソクリ
CASE(5)晩婚晩産の親バカ家計を家族会議が救う
CASE(6)いきなり降りかかってきた「親の介護」をどう乗り切る!?
CASE(7)年の差婚をしたものの夫の年収激減。老後はどうする?
おわりに 食費を制する者は、家計を制す。