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Action!トヨタの現場の「やりきる力」

Action!トヨタの現場の「やりきる力」

行動力というのは学んで練習することで誰でも身につけることができる一種の技術です。
私はそれをトヨタの現場で身に付けました。
しかしそれ以外の場所でも考え方一つで、いまいる場所、いま持っているもので、できることが幾らでもあるのです。

四六 判( 200 頁)
ISBN: 9784833422598

2017年12月14日発売 / 1,650円(税込)

[著]原マサヒコ(はら・まさひこ)
株式会社プラスドライブ代表取締役。1996年、神奈川トヨタ自動車株式会社に現場メカニックとして入社。5000台もの自動車修理に携わりながら、トヨタの現場独自のカイゼン手法やPDCAサイクルを叩き込まれる。トヨタ独自の“やりきる力”を身に付けて発揮した結果、技術力を競う「技能オリンピック」で最年少優勝に輝く。さらにカイゼンのアイデアを競う「アイデアツールコンテスト」でも2年連続全国大会出場を果たすなど活躍。
活躍の場をIT業界に変えても、PCサポートを担当したデルコンピュータでは「5年連続顧客満足度NO.1」に貢献。現在はWEBマーケティング会社を設立し、クライアント先の現場にてWEBカイゼンやPDCA施策の推進を図りながら“やりきる力”を発揮している。
著書に、『トヨタで学んだ自分を変えるすごい時短術』(かんき出版)『新人OLひなたと学ぶどんな会社でも評価されるトヨタのPDCA』(あさ出版)『どんな仕事でも必ず成果が出せるトヨタの自分で考える力』(ダイヤモンド社)などがある。

▼原マサヒコ公式サイト
http://www.haramasahiko.com/

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目次

はじめに

第1章 Action1/行動力
すぐに動きたくなる、トヨタの現場の考え方

人間のやったことなんて、人間がやれることの100分の1にすぎない
完璧より完了を目指せ
ネジをしっかり締めろ、ではなくスマートに
適当にわかったと言うな、わかったということは実行することだ
動くためにも現場に行きなさい
行動するための仕組みを作れ
時には負荷をかけてみよう
当たり前のことを当たり前にやることで、お客様に支持される

第2章 Action2/振る舞い
結果を出す人は仕事でどのように振る舞っているのか

勤務時間の長さや忙しさは、「働いている気」にさせるだけ
運もツキも、迎え入れられる体制が整えられているかが大事だ
自分が変わったと思っても、世間から変わったと思われなければダメ
モノを探すな、モノを取れ
人を責めるな、仕組みを責めろ
仕事は自分で見つけるべきものだ
好況な時こそ不況に備えた準備をせよ
問題にぶつかるのは、運がいい証拠だ

第3章 Action3/作用
やりきる人の頭の中では、何が作用しているのか

自分の力を最大限作用させるためには
計画を見える化することで起きること
言い訳をやめることで何が作用するのか
「ルールだから」で片づけた時に起きてしまうこと
仕事を「多能工」として捉えるとどうなるのか
挫折をした時は「HALT」を避けろ
2階級上の立場で考えてみたら何が起きるか
問題発生時に「モグラ叩き」をしてはいけない

第4章 Action4/カイゼン
さらに成長するために必要なカイゼン思考とは

PDCAサイクルは、Actionするためにある
言う通りにやるやつはバカだ
もっとラクになる方法はないのか
仕事は自働化せよ
いまがピークだと思った時点で成長は止まる
現場作りとは、いかにして“知恵を出す場”を作るかだ
変化こそが安全性を保証する

第5章 「Action」を意識することで得られる3つのactionとは

(1) Attraction
(2) Interaction
(3) Satisfaction

あとがき