髙山 敦(たかやま・あつし)
高校卒業後、税理士事務所に勤務した後、27歳で起業。ITバブルを見て「自分も億万長者に!」とIT関連事業に進出するために資金を集めようとはじめた事業で詐欺に加担。 4年7か月の刑務所生活を送る。刑務所で人生を見直し、社会のためになることをやろうと決意する。出所後、保護司とともに受刑者の社会復帰を目的とした会社を立ち上げた後、現在は、独立して元受刑者の就労支援や自身の体験をもとにした講演活動などを行っている。
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はじめに
プロローグ
- 前科者が会社を立ち上げた
- 自分が蒔いた種はあとで必ず自分が刈りとる
第1章 転落人生のはじまり
- 焦りからはじまった“転落の人生”
- 「独占したい」という思いで目がくらむ
- 後悔先に立たず――相手の話を鵜呑みにした私
- わが身をふりかえり見る――逆境を乗り越える一歩
第2章 人としての尊厳を捨てた日
- 「自分が自分であること」は「ありがたいこと」
- 娑婆の常識は塀の中では非常識になる
- 自力だけではどうにもできない問題を乗り越えた瞬間
第3章 迷いのトンネルを抜け出せた日
- 「みんなのため」になることに自分の能力を使う
- そして、念願の仮釈放へ……
- 実力以上の“ちから”が集まる「利他」
- 共感されてこそ、うまくいく
第4章 自分を信じて一歩を踏み出したときからすべてははじまる
- 「わかる」と「かわる」
- 庄屋の娘の話――決めるのは相手
- ウマくいかないときは自分に言い訳していないか、自分を見つめる
- 目の前の壁を乗り越える“ちから”
- 真の「豊かさ」とは
第5章 思いひとつで流れは変わる
- 壁を乗り越えられる人、乗り越えられない人の違い
- 自分と異なる意見を否定しない
- 人の口に戸はたてられない
- 夢のかなえ方、目標達成のコツ
エピローグ
- 人生、大逆転を起こすために
- 失敗が教えてくれたこと
- 自分だけしか信じない人生より、人を信じる人生が最高
- 当たり前のことを当たり前にやり続けられるか