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社長、辞めた社員から内容証明が届いています

社長、辞めた社員から内容証明が届いています
「条文ゼロ」でわかる労働問題解決法

「条文ゼロ」だからすぐに役立つ!
経営者の側に立って多くの労働事件を解決してきた敏腕弁護士が
「トラブルとなった社員との交渉の進め方」
「トラブルが起こらない職場・人事制度のつくり方」
「人手不足時代に優秀な人材を採用する方法」
などを説き明かした、今すぐ役立つ一冊。

●労働法は社長の味方ではない。
●トラブル解決の秘訣は相手を論破するのではなく、情に訴えること
●採用の第一歩は、今いる社員を最良と思うことから始まる
●10年後の人員構成と人件費を見える化すれば、生きた人材戦略となる
●社員が独立したいと言ってきたら、むしろ応援する
●場合によっては、会社のほうから社員に対して裁判を起こす
など。

この本は、
「社員とのトラブルを訴訟以外の方法で解決したい人」
「パワハラ・セクハラなどへの対応に頭を痛めている人」
「いざ訴訟になった場合の正しい対応を知りたい人
など、経営者はもちろん、中間管理職、人事労務担当者にもおすすめです。

四六 判( 264 頁)
ISBN: 9784833423007

2018年10月17日発売 / 1,650円(税込)

島田直行(しまだ・なおゆき)

島田法律事務所代表弁護士
山口県下関市生まれ。京都大学法学部卒。山口県弁護士会所属。
「中小企業の社長を360度サポートする」をテーマに、社長にフォーカスした“社長法務"を提唱する異色の弁護士。会社の問題と社長個人の問題をトータルに扱い、弁護士の枠にとらわれることなく、全体としてバランスのとれた解決策を提示することを旨とする。基本姿勢は訴訟に頼らないソフトな解決であり、交渉によるスピード解決を目指す。顧問先は、サービス業から医療法人に至るまで幅広い業界・業種に対応している。最近は、労働問題、クレーム対応、事業承継(相続を含む)をメインに社長に対するサービスを提供。クライアントからは「社長の孤独な悩みをわかってくれる弁護士」として絶大な信頼を得ている。とくに労働問題は、法律論をかかげるだけではなく、相手の心情にも配慮した解決策を提示することで、数々の難局を打破してきた。そのような実績から、経営者あるいは社会保険労務士を対象にしたセミナーで、「社長目線での解決策」を解決することが多い。これまで経営者側として対応してきた労働事件は、残業代請求から団体交渉まで、200件を超える。

目次はこちら(クリックで開きます)

目次

はじめに

第1章 労働事件は“百害あって一利なし”

▼労働事件は、訴訟になったらアウト▼トラブルには、“論”より“情”で対応する▼労働事件に。勝者はいない▼見せかけではない、骨太の経営をめざす▼社員の夢に彩色を施せるか▼人を雇えば、リスクもついてくる▼人事施策づくりは、社長自ら汗をかけ

第2章 労働事件の原因のほとんどは採用ミス

▼人手不足をあたりまえと考える▼採用の第一歩は、今いる社員の定着率を高めること▼10年後の人員構成と人件費を“見える化”する▼採用情報は、戦略的に発信する▼欲しい人材のイメージを具体化する▼たかが履歴書、されど履歴書▼面接では“意見”ではなく、“情報”を聞き出す▼中途採用者は、トラブルの温床?

第3章 もめない組織・制度のつくり方

▼今いる社員を“見える化”してみる▼社員の声に継続的に耳を傾ける▼自社オリジナルの就業規則に魂を込める▼就業規則は、運用がすべて

第4章 社員とのトラブルの円満解決法

▼パワハラかどうかを決めるのは、裁判所の判断▼セクハラの解決に、正解はない▼社員の横領は、社長にも問題がある▼間違いだらけの労災への対応

第5章 社員がうつ病になったとき、どうするか

▼デリケートなうつ病への対応▼「復職できるか」、それが問題だ。

第6章 もめない解雇・退職の進め方

解雇はやっぱり、ハードルが高い▼円満な退職をうまく勧める方法▼限界がある、同業種への転職・独立の制限

第7章 辞めた社員から内容証明が届いたら

▼交渉の進め方は、シンプルに考える▼信頼できる弁護士の探し方と決め方▼労働事件の解決方法は、ひとつだけではない

おわりに