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大前研一 世界の潮流2019~20

大前研一 世界の潮流2019~20

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マッキンゼー伝説のコンサルタントが解説 2時間でわかる政治・経済・産業動向!!

◎昨年3万部超『世界の潮流』シリーズが発売
◎2019〜20年の世界を分析した大前氏の渾身作
◎現代を俯瞰できる用語解説付き
大前研一氏が、世界・日本の経済・政治・産業について手に取るように解説できるのには理由があります。
毎朝4時に起きてBS放送を観るのが習慣で、他にも世界各国の新聞、WEB、雑誌などから気になった記事をピックアップし、毎週日曜日に自身が創業したBBTの2時間番組でアウトプットしているからです。またプレジデント誌、週刊ポストなどで記事の連載も受け持ち、本の執筆も精力的に行っています。
主に論じるテーマは以下の通りです。

日本→地方に軸足を移す国家モデルをどう構築できるか
アメリカ→不毛な米中貿易戦争にどう対応するのか
アジア→21世紀のeコマースの覇者は中国だが、今後どうなるのか
欧州→EU(地域連合)の弱体化の現状はどうなるか

これから世の中の流れがコンパクトに分析されていますので是非、ご一読頂けると幸いです。

四六変型 判( 208 頁)
ISBN: 9784833423199

2019年04月26日発売 / 1,320円(税込)

大前研一(おおまえ・けんいち)
早稲田大学卒業後、東京工業大学で修士号を、マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号を取得。日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、現在、(株)ビジネス・ブレークスルー代表取締役会長、ビジネス・ブレークスルー大学学長。著書に、『「0から1」の発想術』『低欲望社会「大志なき時代」の新・国富論』(共に小学館)、「日本の論点」シリーズ(小社刊)など多数ある。「ボーダレス経済学と地域国家論」提唱者。マッキンゼー時代にはウォール・ストリート・ジャーナル紙のコントリビューティング・エディターとして、また、ハーバード・ビジネス・レビュー誌では経済のボーダレス化に伴う企業の国際化の問題、都市の発展を中心として広がっていく新しい地域国家の概念などについて継続的に論文を発表していた。この功績により1987年にイタリア大統領よりピオマンズ賞を、1995年にはアメリカのノートルダム大学で名誉法学博士号を授与された。英国エコノミスト誌は、現代世界の思想的リーダーとしてアメリカにはピーター・ドラッカー(故人)やトム・ピーターズが、アジアには大前研一がいるが、ヨーロッパ大陸にはそれに匹敵するグールー(思想的指導者)がいない、と書いた。同誌の1993年グールー特集では世界のグールー17人の1人に、また1994年の特集では5人の中の1人として選ばれている。2005年の「Thinkers50」でも、アジア人として唯一、トップに名を連ねている。2005年、『The Next Global Stage』がWhart on School Publishingから出版される。発売当初から評判を呼び、すでに13カ国以上の国で翻訳され、ベストセラーとなっている。経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のために、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている。趣味はスキューバダイビング、スキー、オフロードバイク、スノーモービル、クラリネット。ジャネット夫人との間に二男。

目次はこちら(クリックで開きます)

目次

プロローグ

  •  激変する世界秩序
  •  支持を集める独裁型のリーダー
  •  デジタル・ディスラプションの破壊力
  •  アメリカから中国・インドに帰っていくIT人材

第一章 世界経済の動向?世界的減速の不安

  •  ピークの過ぎた世界経済
  •  リセッションに入った中国経済
  •  世界中で斜陽化のカジノ
  •  三期連続で過去最高益更新の上場企業
  •  先行きに不安を感じる企業経営者たち
  •  米中貿易戦争が企業に与える影響
  •  ABBを買収した日立製作所
  •  約七兆円でシャイアーを買収した武田薬品工業
  •  カルロス・ゴーン日産自動車前会長逮捕と密約
  •  日産自動車はゴーン氏なしでも大丈夫
  •  【キーワード】

第二章 激変する世界

  •  二〇世紀の国家モデルの崩壊
  •  【キーワード】

第三章 G-1=Me First

  •  世界を掻き回すトランプ問題トランプ大統領の本質は、「ミー・ファースト」
  •  すべてがディールという発想
  •  トランプ大統領の熱狂的な支持者
  •  歯止めがきかない労働者の二極化
  •  世界的な問題のワーキングプア
  •  国際秩序を自ら壊すトランプ大統領
  •  不毛な米中貿易戦争
  •  中国のIT企業が叩かれる理由
  •  グローバル経済モデルの変遷
  •  二一世紀のサイバー経済
  •  二一世紀のeコマースの覇者は中国
  •  トランプ大統領に振り回されるヨーロッパ
  •  NATOに対するヨーロッパの本音
  •  世界の主な異常な指導者
  •  正常化のプロセスが働かない理由
  •  【キーワード】

第四章 国家モデルの変容?色あせる民主主義

  •  「西欧型民主主義国家」の未来
  •  EU(地域連合)の弱体化の現状
  •  EU加盟国の切り崩しを狙うロシア
  •  エルドアン大統領の「コウモリ」外交
  •  先進国のワーキングプア問題
  •  ブレグジットとインテリジェントワーカー
  •  真空状態の東欧
  •  順調に拡大する世界の名目GDP
  •  名目GDPダントツの中国
  •  民主主義国家インドの弱点
  •  中国が分裂するシナリオ
  •  地方都市どうしが競い合う中国
  •  【キーワード】

第五章 デジタル・ディスラプション

  •  存在が高まるイノベーション都市
  •  米中ハイテク戦争の勝者
  •  自動車産業への影響
  •  アマゾン一強の米国小売業者
  •  デジタル・ディスラプション時代の人材育成
  •  グローバル人材を輩出する環境づくり
  •  不可欠なリカレント教育
  •  【キーワード】

第六章 新時代、日本はどうすればいいのか

  •  地方に軸足を移す国家モデル
  •  日本のGDPの二・五倍になった中国
  •  世界の進歩に取り残された日本174
  •  大選挙区制への移行
  •  日本不在の世界の企業時価総額ランキング
  •  世界ワーストの日本の債務残高地域国家へのシフト
  •  世界と肩を並べる日本の地方力
  •  わが道州制案
  •  【キーワード】
  •  質疑応答