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大逆転する仕事術

大逆転する仕事術
就職、倒産、BSE問題、現在――倍返しできる人の発想法

高卒バイトから上場企業のトップへ。
就職、倒産、BSE問題、価格破壊、後継者問題を跳ね除けた発想と仕事はどんなものなのか。
出会った人を魅了する、その人間性はどこから来ているのか。
人生に、仕事に、大逆転を起こしてきた、“ミスター牛丼”安部修仁は、どう発想し、何を考え、いかに動いてきたか。

外食産業のレジェンドとして、今を生きなければいけない人への熱いメッセージ。

学歴がなくたって、トップになれる
倒産したって、やり直せる、上場できる
大手に吸収されたって、挽回できる
一番の売れ筋が販売できなくたって、売上はとれる
人生も、仕事も、いつだって倍返しできる!

四六 判( 212 頁)
ISBN: 9784833423861

2020年11月02日発売 / 1,760円(税込)

[著]安部 修仁
株式会社 吉野家ホールディングス 会長
1949年福岡県生まれ。1967年福岡県立香椎工業高等学校卒業後、プロのミュージシャンを目指し、上京。バンド活動の傍ら、吉野家のアルバイトとしてキャリアをスタート。1972年吉野家の創業者 松田瑞穂氏に採用され、正社員として吉野家に入社。
1980年に倒産した吉野家の再建を主導し、1992年に42歳の若さで社長に就任。2000年には東京証券取引所第1部に上場を果たす。在職中はBSE問題、牛丼論争と呼ばれる熾烈な競争を社員の先頭に立って戦い抜き、元祖牛丼屋である“吉野家の灯り”を守り続けた。2014年5月に吉野家ホールディングスの代表取締役を退任し、若い後進に道を譲る。この勇退劇は後継者不足に悩む企業経営者に衝撃を与えた。現在は若い世代に自身の経験を伝えるため、精力的に活動している。
著書に『吉野家 もっと挑戦しろ! もっと恥をかけ!』(廣済堂出版)、共著に『吉野家で経済入門』(日本経済新聞社)などがある。
また、著者もしくは吉野家をテーマに取り上げた本として『ドキュメント吉野家再建』吉田朗著(柴田書店)、『吉野家』茂木信太郎著(生活情報センター)、『吉野家 安部修仁 逆境の経営者』戸田顕司著(日経BP)、『吉野家の牛丼280円革命』安部修仁インタビュー、槙野咲男構成(徳間書店)、『さよならミスター牛丼 安部修仁と吉野家の時代』週刊東洋経済eビジネス新書などがある。

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目次

第1章 逆転の仕事術

倒産する、そのとき僕は……

withコロナの生き方

悲観的に予測し、楽観的に未来を見る

変化がチャンスを生み、チャンスは挑戦で完結する

第2章 仕事と人生

お金に惹かれてスタートしたサラリーマン

高いやつは安い、安いやつは高い

プロの定義

今は過去。未来のための今に生きろ

第3章 人と成長

立体的に見る目を養う

生意気もまたよし

感情をコントロールする方法

リーダーシップのあり方

第4章 組織と成長

こだわりの強さが自社愛を醸成するカギ

100人で100のエネルギーを出せる組織

戦略的に怒る

組織変化の起こし方

第5章 これからの日本企業へ

BSE問題で発揮したのは倒産・再建を乗り越えた組織力

10年、10億円のリーダー育成への投資

500人の利口な人と、50人のバカと5人のクレイジー

善意の失敗は敗者復活の場を、怠惰の失敗は厳しく

引き際こそ美意識が出る

第6章 コロナ禍で、外食の経営者が今できること

最悪の想定で備える

陥りがちな懸念「悲観論と楽観論」と「対応と適応」

など