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戦国武将に学ぶ逆転人生

戦国武将に学ぶ逆転人生
縁、誠意、忍耐、自重、したたかさ……乱世を生き抜く方法

逆境に陥っても這い上がるにはどうすればいいか。
知将の足跡をたどれば、今進むべき道が見えてくる。

四六 判( 240 頁)
ISBN: 9784833424684

2022年07月28日発売 / 1,650円(税込)

[著]菊池 道人(きくち・みちと)
歴史小説作家、ノンフィクションライター。1961年愛知県生まれ。早稲田大学卒業。大学在学中から「歴史文学ロマンの会」に参加。塾講師を経て、1988年、『早稲田野球部初代主将』でデビュー。その後、伝奇時代小説を主に執筆したのち、本格的な歴史小説を手がける。著書に『大塩平八郎起つ』『丹羽長秀』『榊原康政』『北条氏康』『戦国武将と名参謀 逆転の行動学』『畠山重忠』など多数。2020年5月17日没。

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目次

「人」の章 人の縁と誠意をもって開いた活路

 藤堂高虎 1556(弘治二年)~1630(寛永七年)

 ・不遇の若き日

 ・出世の道は秀吉の弟から

 ・阿諛追従と人は言うけれど……

 ・ゆるぎなき信頼

 仙石秀久 1552(天文二十一年)~ 1614(慶長十九年)

 ・その風貌を気に入られ……

 ・西への抑えとして

 ・勇み足で惨敗

 ・実力ある第三者による執り成し

 ・誠意は結果で示せ

 ・痛みを知る者だからこそ

 真田信之 1566(永禄九年)~ 1658(万治元年)

 ・政略の家系に育つ

 ・圧倒的多数の徳川軍に勝利

 ・家康に運命の謁見

 ・肉親同士が分かれても

 ・心ならずもの戦いだが

 ・肉親の情も忘れずに

 ・薄氷を踏む思いをしながらも

「地」の章 関ヶ原負け組の忍耐と自重の道程

 立花宗茂 1567(永禄十年)~ 1642(寛永十九年)

 ・少年らしからぬ落ち着き

 ・秀吉と結ぶ

 ・西の雄から全国区へ

 ・派閥に偏らぬ人脈力

 ・太閤の恩に報いるべく

 ・加藤清正との友情で軍門に下る

 ・義に厚き者は敵からも愛される

 ・人間力による復活劇

 丹羽長重 1571(元亀二年)~ 1637(寛永十四年)

 ・父と秀吉との関係

 ・父の怨念が尾を引いて

 ・前田利長との葛藤

 ・浅井畷の合戦

 ・父とは真逆の態度で

 ・遅咲きの名将

 佐竹義宣 1570(元亀元年)~ 1633(寛永十年)

 ・若くして名門の家督を継ぐ

 ・試練の日々

 ・秀吉への接近に活路

 ・水戸を常陸の要とする

 ・石田三成への恩義

 ・天下分け目の時、意外な選択

 ・律義であるがゆえに

 ・新天地に賭ける

 ・重臣の身命をなげうつ報恩に助けられ

「天」の章 したたかに世を渡る名家末流の意地

 細川藤孝 1534(天文三年)~ 1610(慶長十五年)

 ・若くして室町将軍の側近に

 ・たび重なる内紛の中での武勲

 ・文人としての資質

 ・将軍家の威信回復を目指した義輝だが……

 ・光秀、そして信長との出会い

 ・将軍義昭と信長との板挟み

 ・「古今和歌集」の奥義を伝授される

 ・ついに室町幕府を見限る

 ・信長の重臣として

 ・本能寺の変への決断は?

 ・余人をもって代えがたき人なればこそ

 諏訪頼忠 1536(天文五年)~ 1606(慶長十一年)

 ・独立精神を育んだ神の国

 ・神に仕えた武門

 ・主あらばこそ又も結ばめ

 ・臥薪嘗胆の日々

 ・宿願を果たす時

 ・誇りの裏には……

 ・負けても意地を見せて得たものは

 今川氏真 1538(天文七年)~ 1614(慶長十九年)

 ・室町幕府を支えた名門

 ・戦国大名・今川氏

 ・激しい家督争いと武田、北条との抗争

 ・名門を継いだがゆえの苦難

 ・譜代の重臣たちの離反

 ・信玄と家康に挟まれて

 ・大名家としては消滅しても芸は身を助け