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江戸呑み

江戸呑み
江戸の〝つまみ〟と晩酌のお楽しみ

「孤独」は、至福の贅沢。
NHK大河ドラマ「べらぼう」で大注目! 江戸の市井の人々の「食」と「ライフスタイル」が現代によみがえる。
孤立社会を生き抜く智慧は江戸の暮らしに学べ。

「枝豆売り」「おでん燗酒売り」「夕鯵売り」など、多彩な「振り売り」が江戸庶民の味方。
そして、晩酌を楽しむ「家のみ文化」は江戸で開花しました。
今宵は江戸っ子になりきって、江戸の酒菜と燗酒で乾杯。
ふんだんな料理写真と読めば心が美味しくなる。
「江戸の晩酌の世界」へお連れします──。

A5 判( 192 頁)
ISBN: 9784833440752

2025年03月31日発売 / 2,200円(税込)

[著]江戸呑み連中
江戸の酒肴に魅了され、「宵越しの金は持たない」を実践し、夜な夜な居酒屋をめぐる酒呑み集団。

案内久住 昌之(くすみ・まさゆき)
漫画原作者として『孤独のグルメ』(扶桑社)、『花のズボラ飯』(秋田書店)など話題作を発表。エッセイスト、イラストレーター。

解説飯野 亮一(いいの・りょういち)
食文化史研究家。著書に『居酒屋の誕生 江戸の呑みだおれ文化』『晩酌の誕生』(ちくま学芸文庫)など。

料理海原 大(かいばら・ひろし)
「江戸前 芝浜」主人。東京の“郷土料理”としての江戸前料理を追求し続ける。

目次はこちら(クリックで開きます)

目次

  • ◆◇◆ようこそ! 江戸呑みへ◆◇◆

  • ──久住昌之さんが扉を開く、おいしい江戸呑みの奥座敷
  • 【其の一】晩酌の誕生。
  • 【其の弍】江戸の日本酒事情
  • 【其の参】居酒屋の誕生。
  • ◆◇◆「酒菜」質実。江戸の味の作り方、楽しみ方◆◇◆

  • 飲める鮨/江戸の鮨は自由自在
  • 花見酒と玉子焼き/玉子焼きは江戸の贅沢料理
  • 冷やしものと本直しで夕涼み/江戸の美味しい夏の知恵
  • 鍋は小鍋立て/遊女としっぽり。鍋の始まりは吉原の小鍋立て
  • 酒に寄り添う「酢さしみ」/江戸の賢いお酢使い
  • 豆腐と油揚げ/江戸の日常を支えた人気もの
  • 「なめもの」で呑む/江戸の独酌の友
  • 香りで呑む「七色唐がらし」/江戸の大発見スパイス
  • 汁も酒菜/吸いものは酒とあるもの
  • 胡椒めしと汁かけめし/江戸の胡椒好き
  • “芝もの”に魅せられて/芝海老と芝煮が私の江戸料理の原点
  • ◆◇◆江戸呑みのさらなる奥座敷◆◇◆

  • ①酒器で江戸を味わう
  • ②トップバーテンダー鹿山博康さんが十返舎一九『手造酒法』を呑み解く
  • ③江戸の呑み倒れと二日酔い