――著者について
横田 尚哉 Hisaya Yokota
株式会社ファンクショナル・アプローチ研究所代表取締役社長。
顧客サービスを最大化させる経営コンサルタント。世界最大企業・GE(ゼネラル・エレクトリック)の手法を取り入れ10年間で総額1兆円の事業改善に乗り出し、コスト縮減総額2000億円を実現させる。「30年後の子供たちのために、輝く未来を遺したい」という信念のもと、そのノウハウを潔く公開するスタイルは各種メディアの注目の的。「形にとらわれるな、本質をとらえろ」という一貫したメッセージから生み出されるダイナミックな問題解決の手法は、企業経営にも功を奏することから「チームデザイン」の手法としても注目が高まっている。
著書に『問題解決のためのファンクショナル・アプローチ入門』『ワンランク上の問題解決の技術《実践編》』(ディスカヴァー刊)がある。
http://www.fa-ken.jp
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プロローグ
第1章 一・四倍で時間を見積もる
01 予定が滞る可能性を顕在化する
02 リスクイベントをシミュレーションする
03 一・四倍でスケジューリングする
04 時間の質をコントロールする
05 マルチタスクでアイデアを熟成させる
06 捨てるべき仕事を見極める
07 ストレス仕事の価値を高める
08 やりたくない仕事の意義を考える
第2章 時間と感情のロスを減らす
09 伝え方より、コトバの変換に注意する
10 形容詞を使わず、数詞で話す
11 新人には明示し、達人には暗示する
12 時間軸でホウ・レン・ソウを区別する
13 仕事のリードタイムを短縮する
14 既決ボックスを撲滅する
15 分担作業ではなく、チーム作業をする
16 外発的因子でアイデアの連鎖を生み出す
17 根回しの効用を問い直す
第3章 チームをマネジメントする
18 仕事の役割と手帳をリンクさせる
19 会議の機能を数値化して見直す
20 議事録は、運営シートで兼用する
21 説明・遅刻・無発言を禁止する
22 ルールとモラルの違いを知る
23 マニュアルでなくガイドラインで考える
24 相互作用型の人材を育成する
25 模倣性と創造性のバランスをとる
26 一人一人の能力を引き出す
27 教えることで一段高い視点を獲得する
第4章 感性でリスクを察知する
28 未知の領域を意識する
29 長いタームで仕事をとらえる
30 〇・五秒トレーニングで感性を磨く
31 データに頼った判断をやめる
32 予定と実績を可視化して比較する
33 プロセス管理の必然性を考える
34 手段と目的の優先順位を見極める
35 リソースは有限であることを意識する
36 確信につながる勇気を持つ
第5章 組織のムダを改革する
37 予算管理のジレンマを検証する
38 ゼロベースで予算を組む
39 コスト削減をイノベーションの契機にする
40 情報と知識の違いを明確にする
41 六割で判断する習慣をつける
42 集めて区別ではなく、区別して集める
43 情報は事例でなく、原理で理解する
第6章 個人の能力を最大化する
44 ネットとリアルのバランスを棚卸しする
45 海陸両様の生き方を目指す
46 人脈のファンクションを考える
47 時間の概念を人脈整理に取り入れてみる
48 名刺の管理をフローで効率化する
49 片づけの原則を再考する
50 通勤の役割を見つめる
51 割り込み仕事から自由になる
52 一つだけ見て、仕事に集中する
第7章 時代の潮流をつかむ
53 攻めを忘れず、守りの時代に対処する
54 得意領域でナンバーワンになる
55 不足を体験して知恵を身につける
56 アウトプットはつねにインプットで割る
57 知識はお金で、経験は時間で買う
58 創造のための環境・道具・動機を得る
59 セレンディピティを起こす
第8章 未来のつくり方を考える
60 プロアクティブに長期計画を立てる
61 感性で決め、知性で測り、理性で示す
62 積み重ねた時間の分、未来を見る
63 人生周期表で決断のタイミングを計る
64 目標はゼロベース思考で設定する
65 未来思考で理想の具現を目指す
66 過去を手放し、未来をつかむ
67 一日一瞬を生きることに集中する
エピローグ
謝辞