[著]小林充治(こばやし・みつはる)
医療法人オリーブ オリーブファミリーデンタルクリニック院長。(株)アスペック代表取締役。昭和35年広島県尾道市向島町生まれ。岡山大学歯学部卒、同大学大学院歯学研究科卒。歯学博士。平成4年オリーブファミリーデンタルクリニック(オリーブ歯科)開業。平成7年医療法人オリーブ設立。平成15年(株)アスペック設立。岡山大学歯学部臨床教授。広島大学歯学部非常勤講師。盛和塾岡山塾生。
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まえがき
第1章 こんなときに安岡正篤の教えに立ち返る
[人間学の2大条件]
- ことあるごとに妻と衝突してしまう
関連する安岡正篤さんの言葉○自ら靖んじ、自ら献ずる - 家計がピンチ、夫婦仲が険悪になった
関連する安岡正篤さんの言葉○窮して困しまず、憂えて意衰えず、禍福終始を知って惑わざるがためなり
[徳性 人間学の根本]
- 人を育てるのに、大事なものは何か──徳と仁・義・礼・智・信
関連する安岡正篤さんの言葉○徳性 - 現象ではなく本質を観る心を持っているか
関連する安岡正篤さんの言葉○徳と才
[迷う、悩む]
- 成功に溺れて、まわりが見えなくなったとき
関連する安岡正篤さんの言葉○名士、迷士、冥士 - 何をやってもうまくいかないとき
関連する安岡正篤さんの言葉○有名無力、無名有力
[凌ぐ、耐える]
- 生活に困ったときにも志を貫けるか
関連する安岡正篤さんの言葉○慎独 - 突然、閑になったらどうするか
関連する安岡正篤さんの言葉○閑に耐える - 期待した人物が思惑通りにならなかったとき
関連する安岡正篤さんの言葉○意中人あり
[反省]
- トラブルの原因は自分にある、と気づいたとき
関連する安岡正篤さんの言葉○自反 - 取り返しのつかない失敗、人生はやり直せるか
関連する安岡正篤さんの言葉○「えび」の如く脱皮せよ
[立命]
- 可能性を自分で決めつけてはいけない
関連する安岡正篤さんの言葉○宿命と運命 - 真の「幸せ」を手に入れるには
関連する安岡正篤さんの言葉○知命と立命
[縁を活かす]
- 仕事の環境や人間関係をよくしたい
関連する安岡正篤さんの言葉○縁尋機妙、多逢聖因 - 困っている人に救いの手を差しのべる
関連する安岡正篤さんの言葉○一燈照隅、万燈照国
第2章 私を襲った2つの危機──仕事と家庭
- 安岡さんの教えを活かすとは?
- 妻が出ていく
- 歯科医院を開業──産みの苦しみ
- 飛ぶ鳥を落とす勢い
- 2つの危機──仕事と家庭
- 救いを求めて、人に頭を下げる
- 経営改革に着手
- 長女の入院──家庭崩壊の危機
- 安岡正篤の名を知る
- 人間学を学ぶ──最初の1冊を読む
- 安岡本読書会スタート
- 母を故郷に帰す──家族再生への悲痛の決断
- 自社ビル完成、グループ展開進む
第3章 安岡正篤本の読み方
なぜ50冊も読むことができたのか──私の安岡正篤本読書記録
1か月で1冊を読みきる方法
- 読み方(1) 「まえがき・目次・解説」から読む
- 読み方(2) 本の小口を章や項目ごとに塗り分ける
- 読み方(3) 見出しをマーキングする
- 読み方(4) 読むスケジュールを立てる
- 読み方(5) キーワードを手がかりに読む──キーワードが常識レベルの場合
- 読み方(6) キーワードを手がかりに読む──キーワードが常識をちょっと超えるレベルの場合
- 読み方(7) キーワードを手がかりに読む──キーワードが常識を超えるレベルの場合
- 読み方(8) キーワードを手がかりに読むメリット
- 読み方(9) 「好きな言葉」をインプットしていく
座右の書、5冊
積ん読にしておかない、まずは読んでみよう
- 読み方の小ワザ 1 マーカーと色ボールペンを使いこなす
- 読み方の小ワザ 2 本の隅を折って、目印にする
第4章 安岡正篤の教えの活かし方
アウトプット1「教えをまとめる」
- 読んだ内容をマインドマップで整理する
- 安岡言葉のマインドマップをつくる
アウトプット2「教えを実践する」
- 「思考の3原則」を仕事の決断に利用する
- 「思考の3原則」を家の購入に利用する
- 子どもの進路相談に「思考の3原則」を使ってみる
アウトプット3「教えを人に話す」
- 人に話す機会をつくる
- 朝礼や酒席の女性相手に人間学を話題にする
第5章 こうして運命がひらけた
- 入院──自分を見つめ直す
- 「幸せになりたい」から、「人を幸せにしたい」へ
- 「徳」を大切にする経営への転換
- 人間学を学んだことへの恩返し
- 私を家族が迎え入れてくれた!
あとがき
私の好きな、安岡正篤の「言葉」