[著]江坂 彰(えさか・あきら)
1936年、京都府生まれ。京都大学文学部卒業。東急エージェンシー関西支社長等を経て、84年に独立し『冬の火花――ある管理職の左遷録』で作家としてデビュー。著書に『冬の時代の管理職』『人材殺しの時代』『エリート冬の時代――古い忠誠心から新しい忠誠心へ』『新・和魂和才――ゆるやかで美しい成熟戦略』『歴史に学ぶ人間学――「逆風の時代」を生き抜く知恵とは』『心軽やかに老いを生きる』『50代でしておくべきこと してはならぬこと』ほか、共著に『撤退戦の研究』『信長 秀吉 家康――勝者の条件 敗者の条件』など。
[著]白石一郎(しらいし・いちろう)
1931年、釜山生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。57年『雑兵』で第10回講談社倶楽部賞を受賞して文筆生活に入る。87年『海狼伝』で第17回直木賞を受賞。著書に『幻島記』『島原大変』『蒙古の槍――孤島物語』『サムライの海』『海峡の使者』ほか。
[著]百瀬明治(ももせ・めいじ)
1941年、長野県生まれ。京都大学文学部卒業。『表象』同人、季刊『歴史と文学』編集長を経て、歴史を主対象とした著述業へ。著書に『日本型リーダーの魅力』『日蓮の謎』『大実業家・蓮如――親鸞を継ぎ日本最大の組織を創った男』『開祖物語』『名僧人物伝――日本的発想の研究』『信玄と信長 天下への戦略』『軍師の研究――将を支え、組織を活かす』『「適塾」の研究――なぜ逸材が輩出したのか』『ブレーンの力――武将の戦略を支えた名僧たち』ほか。
[著]土門周平(どもん・しゅうへい)
1920年、東京都生まれ。陸軍士官学校卒業(第55期)。戦車師団中隊長で終戦。防衛研究所戦史編さん官等を経て、著述業へ。著書に『最後の帝国軍人』『日本国家分断』『参謀の戦争――なぜ太平洋戦争は起きたのか』『勝者と敗者の判断――戦国武将にみる興亡の岐路』『戦う天皇』、訳書に『真珠湾は眠っていたか』ほか。
[著]南原幹雄(なんばら・みきお)
1938年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。日活に勤務。75年退社し、作家生活に入る。73年『女絵地獄』で小説現代新人賞受賞。81年『闇と影の百年戦争』で吉川英治文学新人賞受賞。著書に『鴻池一族の野望』『暗殺者の神話』『御三家の犬たち』『北の黙示録』『神々の賭け』『覇者の決まる日』『御三家の黄金』『暗殺剣』『天地燃える』ほか。
[著]滝口康彦(たきぐち・やすひこ)
1924年、長崎県生まれ。高等小学校卒業。以後独学。郵便局集配員、運送会社事務員、兵役約1カ年、炭鉱鉱員などを経て、ラジオドラマ小説の懸賞当選を機に文筆業となる。直木賞候補6回。著書に『薩摩軍法』『拝領妻始末』『葉隠無残』『恨み黒髪』『主家滅ぶべし』『悪名の旗』『粟田口の狂女』ほか。
[著]新井英生(あらい・ひでを)
1933年、大阪府生まれ。早稲田大学文学部中退。文芸通信社記者を経て、文筆活動に入る。56年松竹大阪演劇制作室募集脚本に『おらんだ西鶴』入選。80年第10回池内文学奨励賞受賞。著書に『新選組の虚像と謎――幕末動乱を“誠”に殉じた男の軌跡』『実説元禄忠臣蔵』『明治幻奇伝』ほか。(掲載順)