[著]飯島勲(いいじま・いさお)
1945年長野県辰野町に生まれる。1972年小泉純一郎の衆議院初当選とともに、その秘書となる。竹下内閣、宇野内閣で厚生大臣秘書官。宮澤内閣で郵政大臣秘書官、橋本内閣で厚生大臣秘書官。小泉内閣で首席総理秘書官。元自由民主党秘書会副会長。永年秘書衆議院議長表彰、永年公務員内閣総理大臣表彰を受ける。現在、内閣官房参与(特命担当)、松本歯科大学特命教授、ウガンダ共和国政府顧問、シエラレオネ共和国名誉総領事、コソボ共和国名誉総領事。
著書に『人生「裏ワザ」手帖』、『リーダーの掟』『秘密ノート』『ひみつの教養』など多数。
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はじめに――じゃんけんは、後出しに限る
[計]一、始計篇
敵が強いときは戦わない
「兵は詭道なり」
[作]二、作戦篇
コストをかけずに短期決戦
「日に千金を費して、然る後に十万の師挙がる」
[謀]三、謀攻篇
戦わないことが最善の策
「戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり」
[形]四、軍形篇
戦う前の態勢づくりが勝敗を分ける
「先ず勝つべからざるを為して、以って敵の勝つべきを待つ」
[勢]五、兵勢篇
とりあえず、勢いのある人に乗っていけ!
「正を以って合し、奇を以って勝つ」
[虚]六、虚実篇
どうすれば主導権を握れるか
「人を致して人に致されず」
[争]七、軍争篇
スケジュール管理をあなどるな
「迂を以って直となす」
[変]八、九変篇
おかしな上司の命令には従うべきか
「将に五危あり」
[行]九、行軍篇
効率的な移動で差をつける
「兵は多きを益とするに非ざるなり」
[地]十、地形篇
地の利の生かし方
「天の災いに非ず、将の過ちなり」
[九]十一、九地篇
戦う以外に生きのびる道がない
「始めは処女の如くにして」
[火]十二、火攻篇
「炎上」への対処法
「主は怒りを以って師を興すべからず」
[間]十三、用間篇
情報活用はリーダーの常識
「敵の情を知らざる者は不仁の至りなり。」
[談]特別対談――朝青龍
あとがき