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逆転出世する人の意外な法則

逆転出世する人の意外な法則

誰よりも不器用で、課長になるのが遅かったあなたこそ、役員候補です。

四六 判( 208 頁)
ISBN: 9784833450973

2016年05月31日発売 / 1,540円(税込)

[著]平康慶浩(ひらやす・よしひろ)
●人事コンサルタント/セレクションアドバリエーション株式会社代表取締役社長。●1969年大阪生まれ。早稲田大学大学院ファイナンス研究科MBA取得。アクセンチュア、日本総合研究所を経て、2012年より現職。大企業から中小企業まで、150社以上の人事評価制度改革に携わる。グロービス・マネジメント・スクール講師。大阪市特別参与(人事)。
●『出世する人は人事評価を気にしない』『出世する人は一次会だけ参加します』(日本経済新聞出版社)、『課長1年目の教科書』(かんき出版)など著書多数。

ブログ「あしたの人事の話をしよう」
http://hirayasu.hatenablog.com/

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目次

まえがき●同期で一番に係長になると役員になれない?

第1章[20代]若い頃の評価こそ気にする必要はない

CASE(1) IT企業 Aさん 「思ったより評価が低くてショックなんです……」
査定に満足している若手なんていない
スタッフレベルの評価は「パーツとして優秀か」だけ
「学歴&見た目」で好スタートを切った人ほど危ない
若くしてもてはやされると、賞味期限が短い
周りからの評価が低過ぎると感じたら
自己評価が高いことは悪いことではない
「私やります!」アピール上手はすぐダメになる
誰からも嫌われない人は、誰にも評価されてない
早期転職・独立で大成功する人、落ちていく人
優秀な同期より、話の合わない上司と付き合え?

処方箋(1)「5年後に頭角をあらわす」 20代がやっておくべきこと

第2章[30代]役職者になるのは早過ぎないほうがいい

CASE(2) メーカー Bさん 「同期がどんどん課長になっていくのに私だけ……」
早過ぎる昇進は社内政治にやられやすい
早期選抜は思ったほど浸透していない
目の前の仕事や評価から意識をずらす
実はうまく利用できる社内の人事の仕組み
突然の逆転のための武器は、「尖った専門性」と「丸いつながり」
「使いやすい部下」より「上司の後継者」になれるか
自信を持つためにはリア充である必要はない
メモリーズ・ハラスメント(メモハラ)中年にならない
カヤの外からこそ、全体が見えてくる
転職組は実力より「つながり」で出世していくもの
格上げ転職時には情報管理を徹底する
格落ち転職なら、「飛び級昇進」を目指せ
処方箋(2)「一流のリーダーになる」 30代がやっておくべきこと

第3章[40代]目指すべきは部長ではなく常務である

CASE(3) メーカー Cさん 「もう部長になれそうな気がしないんです……」
常に、「経営者マインド」を持って働く
「媚び」すらも取り込んで伸びる
気にしていなかったつながりを意識する
自分は「何ができる人」なのかを1行で説明できるか
自分の仕事を丸ごと引き継げる部下を見いだせ
40代の転職は経営層との接し方で伸びる
専門分野より会社の存在意義を考えられるか
「年の功」が活きる能力をとことん伸ばせるか
マネジメント力を自分なりの力にできるか
処方箋(3)「尊敬される役員を目指す」 40代がやっておくべきこと

第4章[50代]会社にこだわらない成功を目指せ

CASE(4) 商社 Dさん 「上に言われるままやってきたが、先がない……」
ほとんどの人が「落ちていく」感覚にさらされる時期
「会社」人生に「自分」人生を重ねていく
まだ社内に出世ルートが残っていたらどうするか
複数のグループに所属すれば、複数の果実を得る
ベンチャー転職や起業でリベンジを目指すなら
60代からの遅咲きは、心も体も強くする
処方箋(4)「もう一花咲かせたい」 50代がやっておくべきこと

終章 遅咲きで成功する人、しない人

CASE(5) 飲食業 Eさん 「なぜあんなダメ同期が、トップになったのか……」
若いときにたくさん失敗している
夢を語れる相手を持つ
心のどこかでいつも自分を信じている