[著]佐藤 優(さとう・まさる)
作家・元外務省主任分析官
1960年、東京都生まれ。85年同志社大学大学院神学研究科修了。
2005年に発表した『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社)で第59回毎日出版文化賞特別賞受賞。『自壊する帝国』(新潮社)で新潮ドキュメント賞、大矢壮一ノンフィクション賞受賞。『獄中記』(岩波書店)、『交渉術』(文藝春秋)など著書多数。
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極意1 攻撃的な人の本音を見抜く
「言い返す」「感情的になる」はNG
厄介な嫉妬から身を守る方法
相手の本音が見抜けない3つの理由
極意2 相手の情報が正しいか見抜く
この質問で他人の嘘は見抜ける
細部の綻びを見逃してはならない
正しい情報は「人」が持っている
ニコニコしながら近づいてくる「焼き畑型」人間
極意3 表情・服装・持ち物・口癖で人物を見分ける
本心は目に表れる
極意4 常識に騙されない
政府首脳ですら騙される
不可解なメッセージはこうしてできあがった
権威に対する信頼が目を曇らせる
深層心理を操作する「錬金術師」
極意5 自分に騙されない
合理的に判断したのに、大失敗する理由
限られた情報の中で正しい選択をするには
客観的でも公平でもないAIの判断に従ってしまう
極意6 数字に騙されない
「日本人の読解力が急落した」は本当か
極意7 騙されていい場合もある
「もったいない」根性が意欲に繋がる