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パセリカレーの立ち話

パセリカレーの立ち話

本誌連載「台所の時間」、20年目のベスト・エッセイ集。
くすりとおかしく、はらりと切ない50の立ち話。
日々の助っ人、8つの名レシピ付き!
「とても大事なことはときどき、なんでもない顔をして立ち話のなかに紛れこむ」

四六 判( 240 頁)
ISBN: 9784833452052

2022年11月15日発売 / 1,760円(税込)

[著]平松 洋子(ひらまつ・ようこ)
作家、エッセイスト。
1958年、岡山県倉敷市生まれ。東京女子大学文理学部社会学科卒業。
2006年『dancyu』連載「台所の時間」をまとめた『買えない味』でBunkamura ドゥマゴ文学賞受賞。2012年『野蛮な読書』で講談社エッセイ賞受賞、2021年『父のビスコ』で読売文学賞受賞。「台所の時間」は連載20年を超え、現在も続いている。

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目次

1 納豆の息切れ 味のはなしI

卵 ホントにそれでいいのか?

梅ジュース 酸っぱい日々がやってくる

ハネ出し 安い、うまい、楽しい!

粘る食べ物 いきなりうなぎにはなれない

ジャム 時間よ止まれ!

卵 No.2 巣ごもり卵の説得力

ボロネーゼ 久しぶりの腕まくり

干物煎餅 熱海であじの干物が

さきいか 宮廷料理オジンオチェ・ムチム

この素材、この一皿!〈パセリ〉

パセリカレー

パセリのためのポテトサラダ

2 お茶漬け事件簿 あの頃のはなし

無言の会話 「汚れっちまった悲しみに」

デパートの屋上 平日の昼下がりは

待つ まだ見ぬ時間の存在が

「できたよ」 そうだったか、お母さん

看板 ふらふらぁと引き寄せられて

築地市場 八十三年の歴史が閉じる時

焼きりんご 真冬の寒い台所で

ブルーウィロー 安西水丸さんのこと

この素材、この一皿!〈豚バラ肉〉

豚バラ肉の梅肉蒸し

豚バラ肉とたまごのナムプラー煮込み

3 貧乏なサラダ 台所のはなし

焙る 素っぴんの味がする

焦がす 「香ばしい」と「焦げ臭い」

食べ切る 私は無駄にしなかった

飯を干す さあ今夜はおこげ料理だ

寝かす きっと、いま以上のものになる

水を切る サラダの第一条件

先回りする 甘夏モンダイについて

この素材、この一皿!〈鶏肉〉

鶏むね肉ときゅうりの炒め物

4 缶詰にくちばし 道具のはなし

栓抜き 「シュポッ!」がある

空き缶 使い勝手がよろしくて

懐紙 風流なティッシュなんです

眼鏡 顔の一部とはいうけれど

引き出し ひっそりとした気配

縦書き、横書き ツバメノートB5判

バウルー 輝かしきリバイバル

この素材、この一皿!〈たまご〉

塩たまご

5 おさがりの大根 暮らしのはなし

鉢巻き 男っぷりをまとめ上げる

券売機 「さっさと決めろよな」

屋号 スナックには学ぶところ大

満席 「あちゃー」か「むふふ」か

上げ底 渡る世間は鬼ばかり?

験担ぎ きっとうまくゆく

お供え 鎮座ましまして

働く おにぎりは労働者の兵糧だ

この素材、この一皿!〈油揚げ〉

うず巻き串

6 チューインガムはほや 味のはなしII

ミックスジュース あの名前のつかない色彩

車内販売 旅情のツボを刺激される

合いの手 シウマイ弁当のアンズ

隠すおいしさ ナゼ茶碗蒸しは特別なのか

柑橘の皮 見捨てる気じゃないよね?

イタリアンパセリ はっきり言って小物だけど

煮こごり 冬の朝のワンダー

根っこ 生命力はしぶとい

この素材、この一皿!〈混ぜ麺〉

赤い混ぜうどん

おもしろきこともなき世をおもしろく

新しい日常のダイアリー

「新しい日常」を生きてゆく手立て

散歩の楽しみが戻ってきた

久しぶりの実家で母と会う

おしまいの立ち話