臆病な人でもうまくいく投資法

臆病な人でもうまくいく投資法

投資が趣味でも仕事でもない“ふつうのビジネスパーソン”は、どうやってお金をふやしているのか?
1人ひとりの投資事例を通じてお金の知識とふやし方が学べる、まったく新しい「お金の教科書」!

四六 判( 240 頁)
ISBN: 9784833450881

2016年02月29日発売 / 1,650円(税込)

[著]竹川美奈子(たけかわ・みなこ)
LIFE MAP,LLC代表/ファイナンシャル・ジャーナリスト。出版社や新聞社勤務などを経て独立。2000年FP資格を取得。取材・執筆活動を行うほか、投資信託や個人型確定拠出年金、マネープランセミナーなどの講師も務める。「1億人の投信大賞」選定メンバー、「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ(東京)」幹事、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」運営委員などを務め、投資のすそ野の拡大に取り組んでいる。『新・投資信託にだまされるな!』『最新版! 税金がタダになる、おトクな「NISA」活用入門』『一番やさしい! 一番くわしい! はじめての「投資信託」入門』(以上、ダイヤモンド社)ほか、著書多数。

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目次

はじめに 投資をこわいと思っているあなたへ

第1章 投資信託を使った積み立て投資はなぜ、最適の資産形成法なのか?

投資と付き合うかどうかで将来大きな差がつく!
投資信託を使ったコツコツ投資で長期でじっくり資産をふやす
先進国の会社から新興国の会社まで、自分のお金を世界中に幅広く投資する
長い時間をかけてじっくりお金を大きく育てる
手元に置いておくお金と投資するお金のバランスは?
運用期間を長くとれる人は株式を中心に投信で長期運用
手間いらずで実践しやすい積み立て投資のメリット
非課税の口座を使って、税金を賢く節約しよう

第2章 低コストのインデックスファンドを組み合わせて、世界に丸ごと分散投資する方法

転職で手にした退職金を元手に長期分散インデックス投資を始める
ムダな支出を洗い出して資金確保 60歳までに1億円をめざす!
ドキドキするのは最初だけ じきに落ち着いて向き合える
2008年の金融危機で恐怖心を抱き、「自分の人生は自分で何とかする」
投資方針書を基本ルールに毎月の積み立て投資を開始
投資を始めて恐怖心が消え、心と時間の余裕が生まれた
投資にお金を回しすぎると、臨時出費に対応できなくなる
貯金ゼロからお金の勉強を始め、「自分がわかるもの」にだけ投資
初心者が押さえておくべき投信購入の4つのポイント
新規公開株やFXに手を出して失敗 短期集中から長期分散投資へシフト
住まいは「賃貸」のほうが資産のリスク分散ができる
投資の道しるべとなる投資方針書を作成しよう
インデックスファンドを選ぶときは、手数料と継続性を重視する

第3章 たった1本保有するだけで、簡単&手軽に国際分散投資ができるバランス型投信の活用法

仕事や子育てに全力投球 投資には極力時間をかけたくない
投資にかける時間は月10分程度 家計のリスク管理にも目覚める
個別株やFXの才能はないと自覚 結局、バランス型に落ち着く
「生活費2年半分」の貯蓄には手をつけず、安心を担保
「投資をしていないと、好景気の恩恵を受けられない」と気づく
3つの方針を決めて、インデックスファンドを組み合わせて運用
転機はバランス型で運用する友人より成績が悪かったこと
子どものお年玉も預金とバランス型投信で運用
まとまった金額があれば、一括投資していい
さまざまな種類があるバランス型 手数料が割安なものも続々登場
バランス型を選ぶかどうかは、投資との付き合い方しだい

第4章「非課税」という武器を最大限に生かす確定拠出年金を使った投資法

確定拠出年金のメリットは、運用益が非課税で、手数料が安い
会社が企業型DCを導入、投資の勉強を始める
商品を絞り、積み立て方式に変更 老後資金3000万円を達成!
引き出せないしくみと税制優遇を最大限活用する
全額定期預金のDCを見直し、投資信託に切り替える
期待リターンの高いものをDCに割り振るのがセオリー
個人型DCは「節税」しながら老後資金の準備ができる
個人型DCで金融機関を選ぶ3つの大切なポイント

第5章 自分が応援したい会社や事業を投資家という立場でサポートし、長期的なリターンを得る方法

自分の意志を反映させて、お金を投じる先を選ぶ
37歳で子ども誕生。教育費と老後資金の形成時期が重なり、投資に目を向ける
バランス型投信からスタートして、個別株やアクティブファンドに手を広げる
セミナーで運用担当者の話を聞いたり、質問したりして投資先への理解を深める
子どもの教育費の一部も投信の積み立てで準備する
アクティブファンドは「5つのP」を押さえよう
リーマン・ショックで投資先のリートが破たん、株も大幅下落
アベノミクスで急騰、こわくなって投資信託を売却
自分のお金が社会で役立っている、という実感を得られる喜び
投資や消費、寄付などを通じて「少しだけ」未来を考えてみる
超長期で結果が出るなら、目先の下げは気にしない
運用担当者の顔がみえるファンドがふえ、アクティブ運用にシフト
小さくても未来に残したい会社や事業に投資
情報開示資料をみる際、どこがポイントになる?

第6章 コツコツ投資を始める前に押さえておきたい7つのこと

Q1 さっそくコツコツ投資を始めてみたいのですが
Q2 1円たりともお金を減らしたくありません。どういう投資なら可能ですか?
Q3 投資したお金はどれくらいふえたり減ったりするのですか?
Q4 コツコツ投資は「どこで」始めたらよいですか?
Q5 コツコツ投資を続けるコツは?
Q6 資産配分を決めろといわれても難しいです
Q7 過去に積み立て投資を行っていたら、結果はどうなりましたか?

おわりに あなたも「コツコツ投資家」になろう!

巻末付録 投資を始めるときに読んでおきたい本