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テーブルの主役になれる、小粋な優れもの
パエリア(または、パエージャ)。もとはスペインの東部であるアンダルシア地方のもので、今やスペインを代表する米料理だ。
たっぷりの具をオリーブオイルで炒めて、生米と共に煮込んで炊き上げる。最後の仕上げは、オーブンなどで焼いて焦げ目をつけること。そのままの姿でテーブルへと供する。実に情熱的で豪快な食べ物だ。
面白いのは、専用のパエリア鍋(パエジェーラ)を使っていないものは、パエリアとは呼ばないということ。そんなところに陽気な国のこだわりが垣間みられ、なんとも愉快でもある。
米を使う料理ということもあり、日本でも人気がある。が、日本では毎日これを食べるわけではないから、パエリアにしか使えない鍋では分が悪い。そこで、パエリア料理はもちろんのこと、さらに様々なアイデアを盛り込んだ鍋である。
素材は鉄(1.6㎜)。現在、家庭用のフライパンなどの加熱調理器具の主流は、フッ素樹脂加工されているものだという。しかし、スペイン料理屋をはじめプロが選ぶのは、ほとんどが鉄。鉄だからこそ、強火で予熱し、炒め、炊き、焼き、さらにオーブンで焼き上げるといった、パエリアの情熱的で豪快な調理の全てが可能だからだ。もちろん、手入れさえ怠らなければ、丈夫で長持ちする。
さらに、本場のものよりわずかに深い仕様なので、天ぷらほど油を必要としない、カツレツなどの揚げ物にも大変重宝する。また、ガラスの蓋が付いているので、出来具合が知りたいアサリ料理や、蒸らしが必要な餃子などにも向いている。
つまり、蓋付きの両手フライパン。
しかも、ただのフライパンだと、そのままテーブルに出すとどうも姿がよくないが、無駄を省いたデザインは主役となり絶賛されるのは明らか。まさに、小粋な優れものだ。昨日はパエリア、今日は餃子と、この鍋と共に味の世界旅行するのも悪くない。
上/あとはオーブンに入れるだけ。スペイン人も納得のパエリアができる。
中/焼いて、蒸らす。ガラス蓋で加減がわかるので、餃子も見栄えよくあがる。
下/安定した熱回りで、洋食系の揚げ物にも。
予熱をしたり、強火を扱うハードな調理に最適の鉄製。一般のパエリア鍋よりも深めなので、調理が楽です。そのまま卓上にも出せ、調理、蒸らしに便利なガラス蓋付き。両手フライパンとして、焼き物などにも使用できます。
取り扱い説明書