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日本の論点2025-26

日本の論点2025-26

「トランプ復権!」「GDP世界第4位転落!」
選挙で誰も争点に挙げない日本の真の病巣がこの1冊でわかる!
マッキンゼー伝説のコンサルタントが贈る、
混迷の時代を生き抜くヒント!

「年末の定番書籍」としてご好評いただいている大前研一氏の『日本の論点』シリーズはおかげさまで累計部数40万部を突破。日本が世界に誇る知性の一人である大前氏が鋭い視線で、現在の日本と世界の問題を分析し、ソリューションを提示します。また、毎年ご好評いただいている読者限定の大前氏の動画視聴サービスも継続します(今年の動画テーマは観光立国)。
2024年は1月の台湾総統選挙から11月のアメリカ大統領選挙まで、世界の主要各国・地域で選挙が立て続けに行われ、日本でも東京都知事選、自民党総裁選、衆議院議員選が行われた空前の選挙イヤーでした。
一番の話題は、アメリカ大統領選でトランプ前大統領が圧勝し、劇的な返り咲きを決めたことです。ウクライナや中東での紛争が解決されない中、「アメリカファースト」を掲げるトランプ氏の復権によって、2025年の世界情勢はどうなるのか。そして、「GDP世界第4位転落」が象徴する長期低迷に対して、日本に打開策はあるのか。
本書は大前氏が豊富な知識と体験、洞察力を駆使して、新しい時代に役立つものの見方や考え方を具体的に述べていきます。

四六 判( 360 頁)
ISBN: 9784833425537

2024年12月12日発売 / 2,090円(税込)

[著]大前 研一 (おおまえ・けんいち)
早稲田大学卒業後、東京工業大学で修士号を、マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号を取得。日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、現在、ビジネス・ブレークスルー大学学長。
著書に『第4の波――大前流「21世紀型経済理論」』『経済参謀――日本人の給料を上げる最後の処方箋』(共に小学館)、『企業参謀――戦略的思考とはなにか』『世界の潮流』シリーズ、『日本の論点』シリーズ(ともにプレジデント社)など多数ある。
「ボーダレス経済学と地域国家論」提唱者。マッキンゼー時代には、ウォールストリートジャーナル紙のコントリビューティングエディターとして、またハーバードビジネスレビュー誌では経済のボーダレス化に伴う企業の国際化の問題、都市の発展を中心として広がっていく新しい地域国家の概念などについて継続的に論文を発表していた。この功績により、1987年にイタリア大統領よりピオマンズ賞を、1995年にはアメリカのノートルダム大学で名誉法学博士号を授与された。英国エコノミスト誌は、現代世界の思想的リーダーとしてアメリカにはピーター・ドラッカー(故人)やトム・ピーターズが、アジアには大前研一がいるが、ヨーロッパ大陸にはそれに匹敵するグールー(思想的指導者)がいないと、書いた。同誌の1993年グールー特集では世界のグールー17人の1人に、また1994年特集では5人の中の1人として選ばれている。2005年の「Thinker 50」でも、アジア人として唯一、トップに名を連ねている。2005年、『The Next Global Stage』がWharton School Publishingから出版される。発売当初から評判を呼び、すでに13カ国語以上の国で翻訳され、ベストセラーとなっている。経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のために、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている。
趣味は、スキューバダイビング、ジェットスキー、オフロードバイク、スノーモービル、クラリネット。ジャネット夫人との間に二男。

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目次

  • 【Part1:日本編】

  • 巻頭言 やり方次第で自動車産業を上回る規模へ。観光産業こそが日本経済の起爆剤となる

  • Theme01 少数与党の石破首相は「名宰相」として歴史に名を残せるか?

  • Theme02 日経平均株価の最高値更新は「失われた30年」の終わりを意味するのか?

  • Theme03 日本衰退の象徴であるGDP世界第4位転落からの回復は可能か?

  • Theme04 繰り返される「政治とカネ」問題に終止符を打つために、何を行うべきか?

  • Theme05 9人の自民党総裁選立候補者が誰一人、政策に上げなかった日本の統治機構の問題とは?

  • Theme06 候補者乱立でフィーバーした都知事選の裏で深刻化する都政の真の問題点とは?

  • Theme07 人口増加以外の方法で、地方を活性化できる「逆転の発想」とは何か?

  • Theme08 「令和の米騒動」の裏に隠れた日本の農業の問題とは?

  • Theme09 福島第一原発の処理水放出で見落とされていた「科学的視点」とは?

  • Theme10 国民皆保険制度の破綻を防ぐために、現行の医療制度にどのようなメスを入れるべきか?

  • Theme11 日本の電機メーカーの雄、東芝を上場廃止に追い込んだ元凶とは?

  • Theme12 ヨドバシカメラの西武池袋出店から読み取れるのは百貨店ビジネスの凋落か?

  • Theme13 プログランミングは時代遅れ? 生成AIで求められる人材像はどのように変わったのか?

  • Theme14 日本人の致命的な欠点である「プレゼン力の低さ」を克服することは可能か?

  • 【Part2:海外編】

  • 巻頭言 空前の選挙イヤー2024を振り返る。台頭するポピュリストリーダーたち

  • Theme01 世界的な右傾化トレンドにストップをかける方法はないのか?

  • Theme02 新たな地政学リスクの中、日本の外交姿勢は対米追従のままでよいのか?

  • Theme03 「トランプ圧勝」の大統領選。“ピンチヒッター、ハリス”はなぜ失速したか?

  • Theme04 イスラエルとパレスチナの「不毛な戦い」に終止符を打つ方法は残されていないのか?

  • Theme05 3年目に突入したロシアのウクライナ侵攻は、プーチンの勝利で終るのか?

  • Theme06 反日教育が行われる中国で起こった「ヘイトクライム」を防ぐ方法はあるのか?

  • Theme07 「台湾有事」が喧伝される中で行われた総統選挙が示す、台湾人の本音とは?

  • Theme08 半導体から地震対策まで、台湾の?栄の方程式から何を学ぶべきか?

  • Theme09 14年ぶりの労働党政権誕生によって、イギリスは「EU再加盟」に向かうのか?

  • Theme10 グローバルサウスの盟主の道を突き進むインドに日本はどう向き合うべきか?

  • Theme11 生成AI各社がしのぎを削る国際競争において、日本企業は勝者になれるのか?

  • Theme12 EVブームが一段落した今、次世代の自動車メーカーの勝者となるのは?